
こんにちは!トモナリです。
本ブログは副業やフリーランスの気づきやスキルアップに活用していただけたらと思っています。
みなさんの成長のきっかけになれたら嬉しいです。
今日、紹介する本は池田義博著の【一度読むだけで忘れない読書術】です。
今回のテーマは読書術です。みなさんもこんな経験ありませんか?
せっかく読んだのに内容を忘れてしまい、アウトプット出来ない
本を早く読むことが出来ず、途中で挫折してしまう
筆者も記憶力には自信がなく、さっき読んだ内容でも上手くアウトプットができない事がよくありました。
しかし本書を読み、アウトプットの際にスラスラ本の内容を紹介できたり、本の内容を実践に移すことができるようになりました。
本書を実践することで二度と同じページを読み返さなくてもよくなります。
では参りましょう!
- 本を読んでもすぐに忘れてしまう
- 読書のスピードを上げたい
- 頭の回転を早くしたい
- 集中力を高めたい
本書は2021年2月に発行された本です。著者の池田義博さんは日本記憶力選手権大会に40代半ばから初出場し優勝され、その後も計6度出場し、全て優勝の経歴を持つ記憶力の達人です。
ここで重要なのが、著者は後天的に記憶力の向上をされており、そのノウハウが本書に分かりやすくまとめられていることです。

本書の要点
①本書の読書法の特徴
アウトプットをしなくても、インプット時にインパクトを与えることで最初から長く残る記憶にすることが出来る。
インパクトは「映像化」「シンボル化」「図式化」をすることで与えることができる
②「映像化」「シンボル化」「図式化」の3つのイメージで読んだ内容を忘れない
1映像化
映像記憶は文字の650%強く残る。
具体的にイメージできる文字を頭の中で映像化しながら本を読む。
例.ボールという文字から丸い球体を映像としてイメージする
2シンボル化
抽象的な言葉をカタチにする。
抽象から具体への変換をし、イメージしやすくする。
例.「愛」という言葉から「ハート」というシンボルにカタチを与える
3図式化
言葉と言葉の関係性を瞬時に把握し、意識して文章を図にしていく。
関連性が強いものを分けることができるようになることで、文章の整理ができ、早く本の理解ができるようになる。
例.「バット、緑、グラウンド、ヤード、ユニフォーム、穴」の文字から2つの関連したキーワードを探す「野球、ゴルフ」←このようなワークが本書にあるので、トレーニングしたい方は実践してみて下さいね。
③本の読み進め方
- 本を読む前に、この本を読み終わった時に「自分がどうなりたいか」や実現した時の気分を想像する
- 本を読む時間は就寝前の1〜2時間が一番記憶に定着させやすい
- 本を読む周囲の環境は、音は無音、香りはローズマリーで記憶力up
- 本は先に全体像を把握してから読む
(筆者のおすすめは表紙、帯、目次、後書きで把握すること) - 一つの章を読み終わったら、その章の内容をまとめてイメージできるようにする
一読のすすめ
本書は3つのイメージから、いかに本の内容を忘れず、実際にアウトプットをする際に使えるようにするかを分かりやすく解説されている。
途中で「映像化」「シンボル化」「図式化」をイメージするためのトレーニングのワークがあり、これを繰り返しトレーニングすることで筆者も読書スピードが格段に上がったので、興味がある方はぜひ実際に体験してみて欲しい。
昨今、地頭力や抽象⇄具体の行き来などが注目されており、なかなか習得できず悩んでいる人も多いんじゃ無いだろうか。本書の読書法はこれらの解決策にもなるだろう。
では、楽しい読書ライフを!!