コミュニケーション

信頼・共感されるためにすべきこと【3分で分かる】あなたの話はなぜ「通じない」のか

こんにちは!トモナリです。

本ブログは副業やフリーランスの気づきやスキルアップに活用していただけたらと思っています。

みなさんの成長のきっかけになれたら嬉しいです。

今日、紹介する本は山田ズーニー著の【あなたの話はなぜ「通じない」のか】です。

今回のテーマはコミュニケーションです。

誰しも一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。

筆者も例外にもれず、かなり悩んできました。

周りの目を気にし自分の意見を言えなかったり、なぜか話が噛みあわなったり、仕事で営業する時も上手く伝わらず契約取れなかったり、、、

挙げ出すときりがないです。それでも伝える実践を繰り返していくことで少しずつではありますが、上達していきました。

実践を繰り返すことはもちろん一番大事です。知識ばっかり勉強していても上手くはならないです

ただ、ある程度の原理原則は抑えておく必要はあります

これから、その原理原則について、この記事を読んでくれている読書の為に、少しでもプラスに出来るようお伝えしていければと思います。

本書はこんな人におすすめ
  • 相手との信頼関係を築きたい
  • 自分の意見をはっきり伝えられるようになりたい
  • 論理的に話せるようになりたい
  • 前提が通じない相手ときちんと話し合いたい
  • 聞き上手になりたい
  • 人を説得したい
  • 相手の共感を得たい

本書は2003年10月20日に発行された本です。筆者の山田ズーニーさんは進研ゼミの小論文メソッドを開発し、現在では思考力、文章力、コミュニケーション力の分野において講義や執筆活動を中心に活動されています。

本書の要点

1.話が通じるためには、日頃から自分というメディアの信頼性を高めていく必要がある

例えば、医者からサプリメントをおすすめされるのと、患者さんからサプリメントをおすすめされるのでは、同じ商品だとしても信頼度が変わる

2.話が通じるために最低限抑えておきたい5つの基礎

①自分のメディア力を上げる

1.でも書いたようにメディア力を上げることが一番大事です。話が通じるとはあなたと相手の間に橋をかけるようなもの。

特に「信頼」という橋が重要であり、この橋をかけるためには「世界中の人がなんと言おうと私はあなたを信じている」や「何も言わなくてもわかっている」のような『互いの内面による絆』をつくる必要があります。

②相手にとってどんなメリットがあるか意味を考える

相手の立場になって話をする。自分が話したいからと言って、相手の知らない専門用語を使っていれば何も伝わりません。相手の背景を考えて話をするように心がけましょう。

③一番言いたいことをはっきりさせる

話す前に自分が言いたい事を極力短くはっきりさせておき、それを話の頭か最後に持ってくるだけでかなり話が伝わりやすくなる。

④意見の理由を説明する

言いたい意見だけを話しても相手にとって求めていない内容であれば意味が無い。なぜ相手にとって必要なのかをいろんな側面から考え、理由をつけて説明しよう。

⑤自分の根っこの思いに嘘をつかない

話すことに自分の気持ちや生き方がついていかなかったら話さない方が良い。短い言葉でもあなたの根本的な気持ちは滲み出るものであり、相手にも必ず伝わるものである。

3.論理的に話すための原則

まず最初に論理的に話すことは大事だが、場合によっては嫌われもすることを理解していただきたい。共感をただ求めている場合もあるからだ。

そこをまず理解した上で論理的に話すためにはどうすればいいか。

本書では論理的に話すためのテンプレートが紹介されており下記の順で構成すると論理的な文章になる。

『論点→なぜ→意見』

この順番で内容を構成していけば論理的な内容になる。

”論点「会議の効率の悪さをどうするか」→現状はどうなっていて、なにが問題で、問題はなぜ起きているのか→解決への提案”

4.正論は何故嫌われるのか?

この内容が筆者にとっては一番ドキッとした。

みなさんも正論を言って、場の空気を悪くしたことが1度はあるんじゃ無いでしょうか?

僕だけだったらすみません(笑)

正論は強く、正論には反論できません。そのため相手とどういう関係性で言うかが、かなり重要となります。

なぜなら、正論は『自分の目線が、必ず相手より高くなってしまうからです

これを友達にやってしまうと、そりゃ印象が悪くなりやすいですよね、、、

正論を言う場合は自分のメディア力が、相手にとってどの程度かを理解しておく必要があります。

5.一度失ったメディア力を回復するための3つのコツ

①まわりから信頼されている人の援助を頼む

②身の潔白を証明する「根拠」を用意する

③自分に非があれば正直に認める

一読のすすめ

本書は分かりやすく例えを踏まえながら、なぜあなたの話が通じないのか、相手に信頼されるためにはどうしていけばいいのか、、など、多くの気づきを与えてくれる本になっています。

ここで紹介しきれなかった内容もたくさんあるので、ここで少しでも興味を持たれたならぜひ読んでみて下さいね。

本要約